『ソーシャルパワーの時代―「つながりのチカラ」が革新する企業と地域の価値共創(CSV)戦略

すでに起きている”未来”がここにある!
CSV・ワークプレイス・地域戦略・地方創生・国際協力…
<自律・分散・協調>の時代に社会インパクトを創出する先導事例30

978-4-7825-3438-0
「つながりのチカラ」が革新する企業と地域の価値共創(CSV)戦略
ジャンル
一般・その他  
タイトル
ソーシャルパワーの時代
サブタイトル
「つながりのチカラ」が革新する企業と地域の価値共創(CSV)戦略
著者・編者・訳者
玉村雅敏編著
発行年月日
2016年 7月 31日
定価
2,160円
ISBN
ISBN978-4-7825-3438-0 C0034
判型
四六判並製
頁数
360ページ

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著者・編者・訳者紹介

【編著者プロフィール】
玉村雅敏(たまむら・まさとし)全体監修、執筆箇所:第1章・第2章・第3章・第4章
慶應義塾大学総合政策学部教授
慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科博士課程、千葉商科大学政策情報学部助教授等を経て現職。博士(政策・メディア)。新潟市政策改革本部アドバイザー、横須賀市政策研究専門委員、内閣官房地域活性化伝道師、天草市・鈴鹿市・市原市・氷見市・長島町などのアドバイザーを兼務。専門分野はソーシャルマーケティング、公共経営など。主な著書に『東川スタイル―人口8000人のまちが共創する未来の価値基準』(産学社・編著、2016年)、『ソーシャルインパクト―価値共創(CSV)が企業・ビジネス・働き方を変える』(産学社・編著、2014年)、『地域を変えるミュージアム―未来を育む場のデザイン』(英治出版・編著、2013年)、『社会イノベーションの科学―政策マーケティング・SROI・討論型世論調査』(勁草書房・編著、2014年)、『住民幸福度に基づく都市の実力評価』(時事通信社・共著、2012年)など。

【著者プロフィール】
上木原弘修(うえきはら・ひろのぶ)執筆箇所:第1章
博報堂PR戦略局シニアマーケティングディレクター
東京大学文学部卒業。1983年、博報堂入社。マーケティングプラナー、マーケティングディレクター、MD戦略推進局グループマネジャー等を経て現在に至る。日本広告学会会員。日本広報学会会員。一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム理事。主な著作に、『18歳からの選択』(共著・フィルムアート社)『ソーシャルインパクト』(共著・産学社)『「学ぶ、考える、話しあう」討論型世論調査-議論の新しい仕組み』(共著・ソトコト新書)ほか。

小島敏明(こじま・としあき)執筆箇所:第3章4・5
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授、乃村工藝社営業開発本部企画開発部部長
プランニングディレクターとして、企業PR施設、レジャー施設、テーマパーク、複合文化施設等におけるプロジェクトに参画。慶應義塾大学SFC研究所にて場を起点としたマーケティングやイノベーションに関する研究を進め、現在、自治体、民間企業などへのコンサルテーションや専門誌への寄稿・執筆を行う。順天堂大学スポーツマネジメント学科非常勤講師も兼務。著書に『東川スタイル』(産学社・編著、2016年)、『ソーシャルインパクト』(産学社・共著、2014年)ほか、月刊『飲食店経営』(アール・アイ・シー)で「街に人を呼ぶ! これからの飲食ビジネスを考える」を連載。

横田浩一(よこた・こういち)執筆箇所:第5章1・2
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授、横田アソシエイツ代表取締役
早稲田大学卒業。日本経済新聞社を経て、2011年より独立。主に企業のブランディング、マーケティング、CSV、組織活性化などの分野に携わる。2011年〜公益社団法人日本経済研究センター特任研究員。著書に『明日はビジョンで拓かれる:長期経営計画とマーケティング』(石井淳蔵・栗木契・横田浩一、碩学舎、2015年)、『ソーシャルインパクト』(産学社・共著、2014年)、『愛される会社のつくり方』(横田浩一・石井淳蔵、碩学舎、2014年)、『グローバル・ブランディング』(松浦祥子編著、碩学舎、2014年)など。

井上貴至(いのうえ・たかし)執筆箇所:第3章2
鹿児島県長島町副町長
1985年大阪生まれ。大阪星光学院高校・東京大学法学部卒業。「地域で活躍する人はそのホームグラウンドが一番輝く」という信念のもと、総務省入省後は、毎週末私費で全国の現場を訪ね歩く。ミツバチが花粉を運ぶように、出会った素敵な人や事例をつなげ、新しい花を咲かせたい。愛称は地域のミツバチ。2015年4月、自ら提案した地方創生人材支援制度の第1号で長島町に派遣。同年7月、29歳で史上最年少の副町長に選任。


池本修悟(いけもと・しゅうご)執筆箇所:第5章3
一般社団法人ユニバーサル志縁社会創造センター専務理事、コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン副代表
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。他に一般社団法人社会創発塾代表理事、嘉悦大学ビジネス創造学部非常勤講師、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、特定非営利活動法人創造支援工房フェイス代表理事を務める。共著書に『共助と連帯―労働者自主福祉の課題と展望』(高木郁朗・池本修悟、第一書林、2010年)『ソーシャルインパクト』(産学社・共著、2014年)

井上成(いのうえ・しげる)執筆箇所:第2章3・4
三菱地所株式会社 開発推進部 新機能開発室 室長
1987年に三菱地所(株)入社。ビル企画開発部門、経営企画部門に所属。1999年よりOECDパリ事務局に赴任。2003年より大手町・丸の内・有楽町(以下、大丸有)地区の環境共生型まちづくり担当。2014年より新機能開発室長兼エコッツェリア協会総合プロデューサー。

岡田直之(おかだ・なおゆき)執筆箇所:第2章3・4
株式会社イトーキ プロジェクト開発部企画推進室長
立命館大学卒業。1987年イトーキに入社。一般オフィス、研究所、大学、病院、美術館、商業施設など、200以上のさまざまな空間づくりのプロジェクトに携わる。

植原慶太(うえはら・けいた)執筆箇所:第2章3・4
三菱地所株式会社 開発推進部 新機能開発室 副主事
2008年に(株)三菱総合研究所入社。国土、運輸、観光、社会保障、消費者保護など幅広い分野で政策調査、コンサルティングに従事。2014年より三菱地所(株)へ出向。大丸有地区における新たな価値創造を担当。

山脇一恵(やまわき・かずえ)執筆箇所:第2章3・4
三菱地所株式会社 開発推進部 新機能開発室
2013年に三菱地所(株)入社。大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会事務局及びエリアマネジメント業務従事を経て、2016年よりソーシャル分野を中心に大丸有地区における新機能開発業務を担当。

重綱鉄哉星幸祐中山圭以大窪理恵 株式会社イトーキ 執筆箇所:第2章3・4

齊藤智彦(さいとう・ともひこ)執筆箇所:第3章3「新世界通りプロジェクト」
彫刻家、一般財団法人富士吉田みんなの貯金箱財団代表理事
1984年生まれ。海外で作家活動の後、帰国。2013年に山梨県富士吉田市に移住。富士吉田みんなの貯金箱財団を設立し、地域課題にデザインやアイデアを加えることにより、課題をポジティブな資源へと変化させることに挑戦中。

西塔大海(さいとう・もとみ)執筆箇所:第3章3「新世界通りプロジェクト」
里の風景をつくるプロジェクトマネーシャー
1984年生まれ。東京大学大学院新領域創生科学研究科修士課程修了。2013年に福岡県上毛町の限界集にIターン。移住定住コーディネート、地域おこし協力隊企画、空き家リノベ、地域観光が専門。

瀬頭絵真(せとう・えま)執筆箇所:第3章5「五町田酒造」
慶應義塾大学総合政策学部
五町田酒造の社長、瀬頭一平の次女。大学ではソーシャルマーケティングについて研究し、地方自治体や企業とのプロジェクトに取り組んでいる。

内容

すでに起きている"未来"がここにある!
CSV・ワークプレイス・地域戦略・地方創生・国際協力…
<自律・分散・協調>の時代に社会インパクトを創出する先導事例30

◉キリンCSV「バリューチェーン全体で“人と社会のつながりの強化"etc.に挑戦」
◉味の素ASV「100年以上“社会価値の実現から経済価値の創出"を追求」
◉三菱地所×イトーキ「ワークプレイスの6次化―内外の共創力を増幅する場づくり」
◉イオン×全国自治体「フードアルチザン―協定を結び存続危機の地域産品を応援」
◉長島町×鹿児島相互信用金庫etc.「ぶり奨学プログラム―世界で活躍とUターン支援」
◉氷見市「地方創生は“つながりの創生"
 ―フューチャーセンター庁舎・おらっちゃ創生…」
◉飛驒信用組合「社会価値と経済価値の共創を促すインフラをつくる金融機関」
◉味の素・ガーナ栄養改善プロジェクト
 「“人生最初の1000日"の栄養改善にビジネスで挑戦」
◉キルギスの一村一品プロジェクト
 「主体性とつながりを基盤に、無印良品に高品質の商品提供」
◉カンボジアの水道水「北九州市の職員たちが支える“プノンペンの奇跡“」
◉インドネシア&ブラジルのKOBAN(交番)「地域のつながりづくりによる治安づくり」
◉インドの地下鉄デリー・メトロ「習慣や意識も変わる、質が高いインフラを構築」
富士吉田みんなの貯金箱財団、慶應の水、HAGISO、stairs、オーラボ、五町田酒造「東一」、生活改善アプローチ、サリーリサイクルプロジェクト、石徹白の小水力発電、鯖江のTSUGI、渋谷区「同性パートナーシップ条例」…etc.

目次

はじめに―ソーシャルパワーの時代
「つながりの創生」から自分ごと・みんなごと・世の中ごとの好循環をつくる地方創生
経営戦略で「つながりのネットワーク」を活性化する企業経営
途上国の課題に「つながりのネットワーク」づくりでアプローチする日本の国際協力
価値を生み出す源泉としてのソーシャル・キャピタル
自分ごと・みんなごと・世の中ごとの好循環がある「価値共創のフロー」
「フロー(価値共創)」と「ストック(ソーシャル・キャピタル)」の連鎖を生み出すチカラ
「つながりのチカラ」が革新する企業と地域の価値共創戦略

第1章 「ソーシャルパワーの時代」の経営戦略

1 「つながりのチカラ」の経営戦略 26
「社会価値」と「経済価値」を共創する経営戦略
地域での「共有価値の創造(CSV)」で企業内外の「つながりのネットワーク」を活性化
2 CSVは「人と社会のつながりの強化」
―「もうひとつの競争軸」を構築するキリン 29
「人と社会のつながりの強化」と「健康の増進」にチャレンジするキリンのCSV
「もうひとつの競争軸」の着想を得るマイケル・ポーター教授との出会い
キリンが2021年にありたい姿は「人と人との絆を深める」と「地域社会と共に発展する」こと
CSV本部を立ち上げてブランド価値を共創
CSVは「世の中ごと」を従業員の「みんなごと」「自分ごと」にする
被災地支援から生まれた「キリン絆プロジェクト」
キリンの本質である「飲料にできること」を追求
バリューチェーン全体の活用― キリンがもつ多様なリソースを活用した支援
「絆づくり」から食品企業の新機軸を構築― 全国規模で一次産業支援を行う
地域社会との共創で「つながり」のなかにある企業の本質を理解する
地域との関わりを通してビジネスの目線が変わる
地域戦略は「もうひとつの競争軸」を生み出すコア
キリンCSVの3つの特徴―ブランド経営・現場主導・バリューチェーン
企業のソーシャルパワーを高めるCSV
3 CSVは企業の本質を共創する
―味の素グループのASVは「創業以来の志」 55
100年以上「社会価値の実現から経済価値の創出」を追求してきた味の素グループ
おいしく栄養を摂ることを通じて世界各地の健康な社会に貢献
社会価値と経済価値の両立は、味の素グループ社員の共有価値
「創業以来の志」を社内で共創し続ける研修制度
九州の農業を元気にする「九州力作野菜・果物Ⓡプロジェクト」
関係者がオールWINになる野菜
「人生最初の1000日」の栄養改善をビジネスでめざす「ガーナ栄養改善プロジェクト」
社会課題を解決するために、日常的に購入・利用できる製品を提供する
「気づき」を育てるプロセスがあるバリューチェーン
つながりのネットワークで社会インパクトを生み出す
現地で普及・採用しやすいモデルを追求する/CSVは企業の本質を問い・育てる
地球課題に挑戦する国際社会での価値共創モデル
4 企業のプラットフォームが地域のソーシャルパワーを高める
― 地域貢献はイオンの基本理念 82
フードアルチザン―自治体と協定を結び存続危機の地域産品を応援する
企業がもつチカラ(プラットフォーム)が産品と地域の価値を伝わりやすくする
農産品のブランド化は地域の観光戦略につながる
企業のプラットフォームを社会に提供し地域課題に挑む
ご当地WAON―電子マネーのプラットフォームで地域貢献
券面やWebサイトも企業が地域に提供できるプラットフォーム
日常の「買い物」の場面を、お気に入りのふるさとへの「寄付」の場面に
電子マネーカードのICチップを地域独自のポイントサービスに提供
域内消費を高めるための地域共通ポイントサービス
離れていても、日常でつながり続けることができるカード
地域に価値を蓄積するための地域独自の通貨戦略
さまざまな生活場面と結びつくカード― スポーツ・健康寿命・こどもの見守り……
「つながりのネットワーク」が「らしさ」と「成長」を支える
地域協定を結び、取引先から協働するパートナーへ
「持続的なカイゼン」を地域と協働で推進する企業の戦略と組織
自治体と取り組む地域戦略で育てた「ソーシャルパワー」が企業の総合力を地域で機能させる
戦略目的を共有したうえで利害調整を行い未来を共創する
ソーシャル・キャピタルを重視した企業経営へ


第2章 「ソーシャルパワーの時代」のワークプレイス戦略

1 経営戦略としてのワークプレイスのデザイン 112
企業は「つながりのネットワーク」のハブ機能を果たす
ソーシャルパワーを活性化させる戦略としての「場づくり」
「場づくり」の3つのデザイン―空間・活動・交流
2 ソーシャルパワーを活性化させる
「ワークプレイスの6次化戦略」 116
21世紀におけるワークスタイルとワークプレイスの変化
「ワークプレイスの6次化」でソーシャルパワーを活性化する
社内の「つながりのネットワーク」や共創力を増幅させる2ndワークプレイス
3 社内ソーシャル・キャピタルを醸成する
2ndワークプレイス「彌之助hiroBA」 123
ONE TEAM化を実現するためのワークプレイスづくり
身近で日常づかいができる共創の場づくり
空間(スペース)だけではなく、活動(サービス)や交流(ネットワーク)もデザイン
2ndワークプレイス導入の効果検証
4 3rdワークプレイスをまちぐるみで提供する三菱地所 137
ビジネス創発を生み出すまちぐるみの「3rdワークプレイス」
経済×社会×環境のイノベーティブなビジネス創出を促す「3×3Lab Future」
ワークプレイスのかけ算によるソーシャルパワーの活用


第3章 「ソーシャルパワーの時代」の地域づくり

1 地方創生は「つながりの創生」
― 富山県氷見市のおらっちゃ創生 146
2016年は「おらっちゃ創生元年」
「まちの談話室のような楽しいバス」を運行するおらっちゃ創生
ソーシャルパワーを醸成する「フューチャーセンター」
共感と共創の連鎖を生み出す「氷見市地方創生ドリプラ」
ソーシャル・キャピタル醸成はアウトカムの生産性を向上させる
現実を直視しながらソーシャル・キャピタルを醸成して、未来を共創できる地域をつくる
2 共感の連鎖を基盤にスピード感がある
地方創生を実践する鹿児島県長島町 161
ぶり奨学プログラム― 産官学金労言の「つながりのチカラ」で新機軸のシステムを半年で実現
金融機関が町のために独自の「奨学ローン」を創設し地域の活力を支える
町のみんなが支える「ぶり奨学基金」
それぞれの特色を出せるモデルを普及させることで世の中を変える
「自分ごと」「みんなごと」を基盤に、スピード感よく「世の中ごと」のプログラムを創る
日本最大の食の教育機関「辻調理師専門学校」と連携― 地域内外に広がる共感の連鎖
長島大陸食べる通信― 想いや情熱をつなげるメディアは共創と共感の連鎖を生む
長島大陸のEC戦略―「つながりのネットワーク」であるインターネット上に町の活動を展開
長島大陸ブリうま食堂― 都心を回遊するキッチンカーはつながりを広げる
長島フェア― 「名店のネットワーク」と「長島大陸のネットワーク」の共創
「つながりのチカラ」で地域の魅力を増幅・伝播させる
獅子島の子落とし塾・役場公認サークル長島みかん大学― 「つながりのネットワーク」を形成して教育環境を構築
Nセンター長島―高校がない町で「つながりのチカラ」を活かして選択肢を増やす
3 みんなで貯めて、みんなで進める地域活動を支援する
「富士吉田みんなの貯金箱財団」 192
「無尽」の現代版としての貯金箱財団
慶應の社中と域学の絆を強める「慶應の水」
 ― 寄付商品で「つながりの活性化」と「まちづくり」を支援
地域を活性する「まちのプロジェクト」
まちづくりを担う貯金箱―デザインとクリエイティブのチカラを活かす
新世界通り復活プロジェクト― まちの人の「つながり」のキッカケも復活させる
4 つながり・対話・協働で地域活性化に挑む金融機関―
地域の共創インフラをつくる飛驒信用組合 212
社会価値と経済価値の共創を促す3つのインフラ構築
住民・企業・金融機関の「つながり」のインフラづくり
困りごとの相談から地域活性化につなげる「対話」のインフラづくり
金融機関が支援するクラウドファンディングで「協働」のインフラづくり
5 「つながりのチカラ」を育て、ともに生きていく価値共創の地域づくり 226
地域文化を育む場づくり―木造アパートをリノベーションした最小文化複合施設「HAGISO」
小さな経済と共創する場づくり― 食堂付きアパート「stairs」
異質性を取り込む場のデザインで変容する商店街―「少年少女科学体験スペース・オーラボ」
集落と酒蔵の「つながりのチカラ」が東一のお酒をつくる― 地域と共生する五町田酒造


第4章 「ソーシャルパワーの時代」の国際協力

1 日本の国際協力のチカラ
― 「つながりのネットワーク」が社会インパクトをもたらす 252
すべての人々が恩恵を受ける、ダイナミックな開発を進めるJICA
日本で培ってきたソーシャルパワーが国際協力を支える
2 日本の社会との共創で「質が高いインフラ」をつくる 258
北九州市の職員たちが支える「プノンペンの奇跡」
デリー・メトロ―ハード・ソフト・ソーシャルのインフラ構築を支援
3 「つながりのネットワーク」を醸成する国際協力 265
インドネシアの市民警察活動― 地域のソーシャルパワーを醸成する「交番」づくり
ブラジル・サンパウロのKOBAN― 地域のつながりづくりによる治安対策
キルギス・イシククリの一村一品―資金援助よりも「つながりのネットワーク」づくりを支援
エルサルバドルの一村一品―地域の「つながりのネットワーク」を活性化
自分ごとからの好循環を生み出す「生活改善アプローチ」
住民がお互いに教えあえる耐震技術― エルサルバドル「TAISHINプロジェクト」
トルコ「ブルサ防災館」―つながりのチカラを活かして防災に取り組むための場づくり
パラグアイ「テリトリアル・アプローチ」―共通目標のもとで連携を生み出す方法の提供
モロッコで「つながり」を生み出す灌漑づくり
スリランカ「サリーリサイクルプロジェクト」― アップサイクリングで「つながり」をつくる
ビジネス人材の国内ネットワークや日本とのつながりを生み出す「日本センター」


第5章 「ソーシャルパワーの時代」の働きがいとコミュニティ

1 「自分ごと」からつながる「想いの連鎖」が増幅する「地域での働きがい」 304
自治の力で地域をよみがえらせる―NPO法人「地域再生機構」の平野彰秀さん
地域のほぼ全戸が参加する小水力発電事業/想いの連鎖が移住者を呼び込む
鯖江市に移住し地域の魅力の再価値化に挑む― TSUGI代表・新山直広さん
越前漆器市場の厳しい現実/地域資源を活用し、創造的なまちをデザイン
働く幸せを追求する/「つながりのチカラ」が広げる地域の「自分ごと」感覚
地方での働きがいは「モチベーション」と「あたたかさ」
志事を求めて動く氷見市役所― 本川祐治郎さん(氷見市長)
「内向きの人たちの目を外に向けることが自分の役割です」― 岡田基義さん(氷見市 観光交流・若者と女性の夢応援課課長)
「地域の人たちと一緒に未来を考える」― 遠藤優子さん(氷見市 地域防災室主事)
「共創の関係をつくれば、面白い世界が広がります」―谷内博史さん(氷見市 計画・コミュニティデザイン応援課主幹)
「自分ごと」をつくり出すサーバント・リーダーシップの必要性
2 地域コミュニティとの共創から商品を開発するカルビー 332
地域密着型の事業展開を進めるカルビー/市場縮小や単価下落の解決策は?
行政とのコラボレーションが商品開発への好影響を生む
地域をいかに巻き込むか― 地元の農業高校と協働した商品開発プロジェクト
地域の社会課題はイノベーションの源泉
3 「みんなごと」を醸成するコミュニティ・オーガナイジング 340
「みんなごと」の前提となる「自分ごと」/「みんなごと」とすることを阻む壁
感情を伴う価値観でつながるためのコミュニティ・オーガナイジング
「自分ごと」が「みんなごと」そして「世の中ごと」に― 渋谷区「同性パートナーシップ条例」


おわりに 346
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